専任監督として今出来る事を

こんにちは。 今日もスタジオで作業してます。

 ちなみにスタジオは自宅から徒歩1分圏内で、誰とも接触しないように気をつけて行き来しています。 


作業というのは、パラ卓球(肢体不自由者卓球)日本代表の専任監督としての活動です。

活動計画や強化計画、個別の強化計画などの立案、映像分析、指導法や練習法の考案、その他やりたい事、やるべき事のアイデア出しなどを、卓球台をみながらイメージし、パソコンをカタカタとやっております。 


選手それぞれの事を想像しながら、様々な角度、観点から考察、構想しています。 


選手はそれぞれ、障がいもプレースタイルも様々ですし、クラスごとのライバル選手たちの障がいやプレースタイルもまた様々です。 


今までの自分の経験やスキル、想像力なんて、そのままでは全く役に立たない部分も多いです。 


昨年度は計13大会、12回の海外遠征に帯同しました。 

コロナの影響もあり3月の2大会がなくなりましたが、それでも多くの大会に帯同し、移動から現地での生活面、現地での練習や試合など共に活動し、1年間で選手たちと共に多くの経験を積ませて頂きました。 


海外遠征の合間には強化合宿や強化練習会も相当数実施し、選手たちと共に沢山の経験を共有する事ができました。 


そしてその合間には2つの公認指導者資格取得のための講習も計3週間ほど受講させて頂きました。 JPC主催の研修も多数受講させて頂き、過去最高に刺激的で活発な活動をさせて頂いた1年間でした。 


私自身が卓球を学ぶ事はもちろん、障がいを学び、選手それぞれの卓球観や個性を理解し、寄り添い、そして世界トップのパラ卓球選手たちのプレーや人柄も分析し、選手それぞれの個性や状況に合わせた最善の方向性を、柔軟かつ大胆に提案し、サポートする。 

という事が、私に求められていると思ってます。 


この状況が落ち着いて、選手の皆さんと共に活動を再開するその日には、昨年度の自分よりレベルアップ、スケールアップした私として、皆さんの力になれるよう今を大切に構想活動を充実させていきたいと思います。

新井卓将 ウェブサイト

卓球インストラクター新井卓将のオフィシャルサイト。レッスンの事、イベント講習会の事、動画の事など日々の活動について

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