パラ卓球(肢体)日本代表監督退任のご挨拶

今月31日を以って日本肢体不自由者卓球協会のナショナルチーム監督を任期満了にて退任いたします。

これまでお力添えを頂いた全ての皆さま方に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

2017年度からコーチとしてナショナルチームの強化に携わり、2019年度から車いす監督兼立位コーチ、2020年度から2021年度は全体監督を拝命し、チーム作り、選手強化に取り組んで参りました。

専任監督として、合宿や練習会、個別サポートなど数多くの強化事業で選手の皆さんと濃密な時間を共有し、数々の国際大会に帯同し共に歩んできました。

強化スタッフの皆さんとも数多くのミーティングを重ね、共に活動し、取り組んできました。最高のスタッフの皆さんとチームが組めて幸せでした。

東京2020パラリンピックだけでなく、全ての国際大会が大切で、特別で、刺激的でした。

良いことも、そうでないことも沢山の思い出があり、貴重な経験を沢山積み重ねながら、選手、スタッフと共にみんなで成長してきました。

私の卓球観は大きく変わりました。
沢山の魅力や価値、考え方に気づき、世界がかわりました。

多くの感動、そして悔しさを味わい、感情を揺さぶられました。

掛け替えのない日々は私の宝物です。

改めて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

4月からは個人の卓球活動を再開していきますが、これからも肢体不自由者卓球に限らず、障がい者卓球の普及、発展、育成強化、環境整備や振興にも取り組んでいけたらと思ってます。

今後ともご指導ご協力の程よろしくお願いいたします。

新井卓将